【健康情報】体内バランスを整えよう「食塩相当量」

食品のラベルなどに記載が義務付けられている栄養成分表示の一つに食塩相当量があります。

食塩は生命の維持に欠かせないナトリウム塩素からできています。

ナトリウムは、体内の水分量をいつも適切な状態に調節したり、

脳からの神経伝達や筋肉を正常に動かすために働く重量な役割をします。

一方、塩素は胃液(胃酸)や胆汁などの成分になり、殺菌作用もあります。

食塩は体内で作り出せないので、生きるためには食品から取ることが必須です。

ナトリウム過剰になると心疾患を引き起こすことがあります。

逆に、不足した場合、血圧低下や循環不全が起こって死に至る危険性があります。

最近では、減塩による弊害を問題視する報告も増えています。

何ごともバランスが大切です。

※全国クロスタニン経営協会『健康の輪新聞』より抜粋